高栄養価でおいしいアボカドは、実は切り方で食感や風味が変わるのをご存知ですか?
せっかくアボカドを食べるなら、よりおいしく楽しみたいですよね。
というわけで、今回は前回の「アボカドの基本的な剥き方」に引き続き、アボカドのいろいろな切り方をご紹介します。
アボカドの切り方いろいろ
アボカドの切り方にはいろいろな方法がありますが、今回は基本的な4つをご紹介します。
1/2まるごとカット
アボカドを1/2にカットし、種を取り除いてそのまま使う方法です。スプーンを使って皮から実を外してもいいですし、皮を器の代わりに使い、そのまま調理することもできますよ。
アボカドの種が入っていた部分(真ん中のくぼみ部分)に卵黄を落としたりサーモンを詰めてチーズをかけたりなど、まるごとアボカドならではの映える料理を作りやすいのがポイント。
下の写真のように、サーモンチーズアボなんかを作るのに適しています。
サーモンチーズアボの作り方は次回ご紹介するのでお楽しみに~
さいの目切り
アボカドをサイコロ状にカットする方法です。アボカドの食感や風味をしっかりと感じることができる切り方なので、アボカドを主張したい料理向き。
また、アボカドをつぶして使いたい場合も、あらかじめさいの目にしておくと効率的ですよ。
さいの目切りはマンゴーと同じ要領で、アボカドを半分に切って種を取り除いたら、皮を剥かずに包丁でさいの目状の切り込みを入れていきます。
あとはスプーンで身をくり抜くように取り出したり、そのまま皮を裏返す要領で実を外したり、自由に使ってくださいね。
皮を剥かずに切れ目を入れるので、まな板を使わずに済むのもメリットです。
スライスカット
サンドイットや生春巻きなどに使いやすい、アボカド料理定番の切り方です。カット方法に迷ったときは、とりあえずスライスしておけば何とかなります(笑)
厚さはお好みで自由に調整してくださいね。
アボカドを半分にカットしてから種を取り除いたら、さらに半分の1/4にカットすると皮が剥きやすくなりますよ。
くし形カット
こちらも1/4にカットしてから、皮つきのままくし切りにする方法です。フライや鍋物などにオススメ。
アボカドは加熱により実が崩れやすくなるので、高い温度で調理する際は厚めにカットするといいですよ。
また、慣れないうちは包丁で手を切らないよう、アボカドの下にふきんなどを敷いておくと安全です。
アボカドの多彩な食感を楽しもう!
今回ご紹介した4つの切り方のほか、メロン・ポテトスクープを使ってアボカドを丸くくり抜いたり、アボカド・カッターで手早くくし切りにしたりする方法もあります。
切り方や熟れ具合で食感や味が変わりますから、いつまでも飽きずに楽しめるのがいいですね。
無限大のアボカドワールドを存分に楽しんでください~